訓練のモード・機能
こちらでは、本サービスで提供される「リズミカル運動練習」や「話しことば練習」を使って、どのような訓練が行えるかについて説明します。
※ 訓練ステップの説明については、こちら をご覧ください。
※ 訓練ステップごとの詳しい解説については、こちら をご覧ください。
1) 訓練モード
2) 練習の音声
3)「リズミカル運動練習」の「個々練習」訓練ステップ表示機能
4) オプション機器を使った高度な訓練
※ 訓練ステップの説明については、こちら をご覧ください。
※ 訓練ステップごとの詳しい解説については、こちら をご覧ください。
1) 訓練モード
「リズミカル運動練習」や「話しことば練習」の各訓練ステップを、次の3つの訓練モードで動作させることができます。
【リズミカルトーク】の訓練一覧画面(訓練モード)
① 基本練習モード
全ての項目を最初から最後まで連続して動作させるモードです。
② 個々練習モード
各訓練ステップの中から、やりたい項目を選択して動作させるモードです。
訓練項目の一覧から複数の項目を選択して訓練できます。
苦手な訓練項目や毎日段階的に訓練項目を設定して実施する場合に利用してください。
③ 自習練習モード
訓練項目の一覧から複数の項目を選択して訓練できます。
苦手な訓練項目や毎日段階的に訓練項目を設定して実施する場合に利用してください。
各訓練ステップの中から、時間(10分、20分、30分)コースを選んでランダムに動作させるモードです。
毎日訓練する時間を決めて実施する場合に便利です。
毎日訓練する時間を決めて実施する場合に便利です。
【リズミカルトーク】の訓練一覧画面(訓練モード)
2) 練習の音声
① 「リズミカル運動練習」の練習音声
② 「話しことば練習」の練習音声
③ 「不連続刺激」及び「低周波刺激」の音声について
- 訓練ステップ7:イントネーション発話練習
- 訓練ステップ8:イントネーション応答練習
- 訓練ステップ1:母音から始まる練習
- 訓練ステップ2:子音から始まる練習1
- 訓練ステップ3:子音から始まる練習2
「低周波刺激」の音声は300Hz以下の音声帯域が強調され、また「不連続刺激」の音声は、300Hz以下と3000Hz以上の音声帯域が強調されて聞こえます。老人性難聴を伴う高齢者にとって「低周波刺激」の音声はイントネーション(抑揚)が聞けて知覚しやすいです。
「不連続刺激」の音声はことばの知覚の基本である音素をより知覚できるようにすることができます。
※別途、オプション機器(周波数調整器)を接続して訓練する場合は「ストレート」を選択してください。
「不連続刺激」の音声はことばの知覚の基本である音素をより知覚できるようにすることができます。
※別途、オプション機器(周波数調整器)を接続して訓練する場合は「ストレート」を選択してください。
3)「リズミカル運動練習」の「個々練習」訓練ステップ表示機能
① 「基本練習」モードで練習コースを選択すれば訓練ステップ1から8まで順番通りの練習ができます。
②「個々練習」モードで訓練ステップ相当練習を選択する場合は「訓練ステップ」表示機能を使用してください。❶~❽を選択すれば「訓練ステップ」相当する練習だけがはっきり表示され、選択しやすいようになっています。
②「個々練習」モードで訓練ステップ相当練習を選択する場合は「訓練ステップ」表示機能を使用してください。❶~❽を選択すれば「訓練ステップ」相当する練習だけがはっきり表示され、選択しやすいようになっています。
4) オプション機器を使った高度な訓練
オプション機器を利用して、さらに効果的な訓練を行うことができます。
※ オプション機器の詳細は こちらをご覧ください。
※ オプション機器の詳細は こちらをご覧ください。
オプション機器(周波数調整器ユニット1式)
① 自分の声のフィードバックを聞きながらの訓練
使用機器 : 周波数調整器+マイク付ヘッドセット
マイクからひろった自分の声を、周波数調整器を使うことで、少し遅らせて(DAF機能)ヘッドフォンに出力させることができます。
これにより、訓練時に自分の声が聞こえてくるようになり、自然と今の自分の声の状態を自覚し修正しようとする自己フィードバック効果が働きます。
※ DAF機能の詳細は、 こちら をご覧ください。
② 周波数調整器を使った低周波/不連続刺激訓練
マイクからひろった自分の声を、周波数調整器を使うことで、少し遅らせて(DAF機能)ヘッドフォンに出力させることができます。
これにより、訓練時に自分の声が聞こえてくるようになり、自然と今の自分の声の状態を自覚し修正しようとする自己フィードバック効果が働きます。
※ DAF機能の詳細は、 こちら をご覧ください。
使用機器 : 周波数調整器+マイク付ヘッドセット
音声がことばとして認識される過程において、周波数は重要な役割を持っています。
300Hz~3000Hzの音域(周波数帯域)には、日本語の言葉の内容(何を話しているか)の情報が多くが含まれています。
300Hz以下の低い音域には、話ことばの表情(リズム/イントネーション)の情報が含まれています。
また、300Hz以下と3000Hz以上の音域のみを組合せると日本語の音素(母音・子音・半母音)を知覚する脳の働きが活性化されることが知られています。
<低周波刺激訓練>
通常我々は、言葉の内容(300Hz~3000Hz)の音域を聞き取ることに注意がいきがちになりますが、話をする時は、まず、土台になるリズム/イントネーションの情報である低周波(300Hz以下)の音域を体感できるようになることが重要です。
周波数調整器を活用して、300Hz以上の音域をカットしてヘッドフォンに出力させることで、訓練者が低周波(300Hz以下)の音域に注意が向くようにすることができます。
<不連続刺激訓練>
また、周波数調整器で 300Hz~3000Hzの音域をカットして、ヘッドフォンに 300Hz以下と3000Hz以上の音域のみを出力させることで、ことばの知覚の基本である音素をより知覚できるようにすることもできます。
※ 低周波刺激・不連続刺激訓練の詳細は、 こちら をご覧ください。
③ 振動子を使った触覚刺激訓練
音声がことばとして認識される過程において、周波数は重要な役割を持っています。
300Hz~3000Hzの音域(周波数帯域)には、日本語の言葉の内容(何を話しているか)の情報が多くが含まれています。
300Hz以下の低い音域には、話ことばの表情(リズム/イントネーション)の情報が含まれています。
また、300Hz以下と3000Hz以上の音域のみを組合せると日本語の音素(母音・子音・半母音)を知覚する脳の働きが活性化されることが知られています。
<低周波刺激訓練>
通常我々は、言葉の内容(300Hz~3000Hz)の音域を聞き取ることに注意がいきがちになりますが、話をする時は、まず、土台になるリズム/イントネーションの情報である低周波(300Hz以下)の音域を体感できるようになることが重要です。
周波数調整器を活用して、300Hz以上の音域をカットしてヘッドフォンに出力させることで、訓練者が低周波(300Hz以下)の音域に注意が向くようにすることができます。
<不連続刺激訓練>
また、周波数調整器で 300Hz~3000Hzの音域をカットして、ヘッドフォンに 300Hz以下と3000Hz以上の音域のみを出力させることで、ことばの知覚の基本である音素をより知覚できるようにすることもできます。
※ 低周波刺激・不連続刺激訓練の詳細は、 こちら をご覧ください。
使用機器 : 周波数調整器+振動子
周波数調整器に振動子をつなぐことで、1)2)の訓練を耳からではなく、皮膚の振動を通じて体感しながら訓練することができます。
リズムを感じるという点では、耳で聞くよりも効果が期待できます。また、ヘッドフォンの使用を嫌がる訓練者には適した訓練方法です。
※ 触覚刺激訓練の詳細は、 こちら をご覧ください。
周波数調整器に振動子をつなぐことで、1)2)の訓練を耳からではなく、皮膚の振動を通じて体感しながら訓練することができます。
リズムを感じるという点では、耳で聞くよりも効果が期待できます。また、ヘッドフォンの使用を嫌がる訓練者には適した訓練方法です。
※ 触覚刺激訓練の詳細は、 こちら をご覧ください。