訓練の進め方・操作方法
こちらでは、【リズミカルトーク】を使った、実際の訓練の進め方や操作方法についてご説明します。
◆ 動作環境
◆ 訓練の操作方法
◆ 高度な訓練(オプション機器)
◆ 管理画面の操作方法
◆ 動作環境
訓練を行うための動作環境についは、こちらをご覧ください。
◆ 訓練の進め方
訓練の進め方については、こちらをご覧ください。
◆ 訓練の操作方法
訓練を行う時の操作方法についは、こちらをご覧ください。
◆ 高度な訓練(オプション機器)
さらに、オプション機器を使った高度な訓練を実施するには、こちらをご覧ください。
◆ 管理画面の操作方法
病院や施設の管理者が、訓練を行う方のアカウントを作成したり、各種設定を変更するには、こちらをご覧ください。
管理者は、最初に必ず、訓練者(ユーザ)の登録を行う必要があります。
※ 訓練サービスを利用するには、訓練者(ユーザ)のIDとパスワードでログインする必要があります。
管理者は、最初に必ず、訓練者(ユーザ)の登録を行う必要があります。
※ 訓練サービスを利用するには、訓練者(ユーザ)のIDとパスワードでログインする必要があります。
訓練の進め方
介護施設の認知症者及び高齢者は、多かれ少なかれ加齢によりコミュニケーションの「聞く」面でも「話す」面でもハンディキャップを抱えています。こういった身体的な要因により不適切な構音やイントネーション、聞き洩らしや誤認があると、徐々にコミュニケーションが減ります。その要因で意志疎通不足によるQOLの低下をきたし認知症者及び高齢者の尊厳が失われていきます。
本サービスは認知症者及び高齢者のQOLの維持・向上をめざして、また認知症予防をめざしてJIST法の考え方を踏襲した訓練方法である 『 リズミカル運動練習』 と 『 話しことば練習』とで構成されています。
※ 本サービスが提供する訓練の内容や訓練方法の詳細については、こちら をご覧ください。
以下に、各訓練の進め方について説明します。 訓練の操作方法については、こちら を参照ください。
1.リズミカル運動練習の進め方
2.話しことば練習
本サービスは認知症者及び高齢者のQOLの維持・向上をめざして、また認知症予防をめざしてJIST法の考え方を踏襲した訓練方法である 『 リズミカル運動練習』 と 『 話しことば練習』とで構成されています。
※ 本サービスが提供する訓練の内容や訓練方法の詳細については、こちら をご覧ください。
以下に、各訓練の進め方について説明します。 訓練の操作方法については、こちら を参照ください。
1.リズミカル運動練習の進め方
リズミカル運動練習は軽度・中度から重度の認知症者向けの練習です。体力的に負担にならない、注意の持続可能な1コース15~20分練習です。訓練ステップ1~8で構成され、発声・発語に必要な器官運動から始まり、5母音の発声運動、身体リズミカル運動による母音、子音の発声練習、そして促音、撥音、長音をいれたことばを唱える発話運動練習ができます。最後は単調な会話では相手に真に気持ちが伝わらないため意志疎通に必要なイントネーション(抑揚)発話練習、イントネーション応答練習を段階的(ステップ)行えます。リズミカル運動練習は高齢者が動ける速さに合わせたリズムや音楽をベースにしています。リズムの切れ目や運動の変わり目など、認知障害があっても自分で判断できるように組み込んであります。リズミカル運動練習は単なるレクレーションやゲーム遊びの種類や量を広げた運動ではありません。JIST法の理論的・実証的研究を基礎に作成されています。練習コースは夏空、夕空、富士山、星空の4コースあります。飽きない練習ができるように惰性化しない程度の変化を持たせるため、状況、場所、季節など違いを盛り込んだプログラムになっています。
1) 訓練ステップ1 :頸部の運動、呼吸調整
「頸部の運動」練習は麻痺や、筋力の個人差があっても運動ができ、運動の範囲、速度、力は無視できる運動です。本人の手で対角の肩を抑える姿勢練習になっています。それは介護者の援助が無くても、練習中に起きる姿勢の前屈抑制、手の肘が前方突き出しや胸鎖乳突筋の弱化阻止を目的とした姿勢です。発声発語器官を和らげたり、鍛えることを目的とした準備運動です。姿勢が正しいと自然に気持ち良い声で話せます。上手く動かせなくてもかまいません。自分の発声する部位の位置や動きを知覚することが(自己受容感覚)が準備運動として大切です。
「呼吸調整」練習は認知症者のコミュニケーション練習のベースとして大切です。人は、吐く息を用いて話しますが、この息を吸ったり止めたりする時が切れ目です。話の意味や構文の切れ目に呼吸を合わせているのです。一構文の長さの話しことばをリズミカルに言えるように呼吸調整練習を行います。
2) 訓練ステップ2:母音の発声練習、口と舌の運動
「呼吸調整」練習は認知症者のコミュニケーション練習のベースとして大切です。人は、吐く息を用いて話しますが、この息を吸ったり止めたりする時が切れ目です。話の意味や構文の切れ目に呼吸を合わせているのです。一構文の長さの話しことばをリズミカルに言えるように呼吸調整練習を行います。
頸部の運動練習 | 呼吸調整練習 |
「母音の発声」練習は有声音である5母音を用いた練習です。発声能力だけではなく、感情こめた会話抑揚の基礎となる音程の上下を音階に合わせて発声する運動練習です。運動練習の慣れや惰性化を防ぐために、4コースを用意して自由選択練習ができるようになっています。
「口と舌の運動」練習は構音器官の運動練習です。母音、子音を正しく発声させるための基礎練習となります。そのために顎の開閉、口唇の引き、口唇の吐出、頬の膨らませ運動、舌の上下左右運動練習を行います。自分の発声する部位を自分の意志するように動かせる練習です。
3)訓練ステップ3:母音身体リズム運動
「口と舌の運動」練習は構音器官の運動練習です。母音、子音を正しく発声させるための基礎練習となります。そのために顎の開閉、口唇の引き、口唇の吐出、頬の膨らませ運動、舌の上下左右運動練習を行います。自分の発声する部位を自分の意志するように動かせる練習です。
母音の発声練習 | 口と舌の運動練習 |
話しことばの土台である5母音をしかり聞けて、発声できる練習です。しっかり「聞いて話せる」練習です。話しことばは運動体で運動でしか本質がとらえられないとの考えです。従って母音を身体で聞き、身体を使って発声する練習です。自分の発声音声を自分の身体で聞く練習です。
「母音身体リズム運動1」練習は5母音の身体的要素特徴を以下のようにとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。
「母音身体リズム運動2」練習は母音の身体的要素特徴を1練習と同様にとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。抽象動画表現による「母音身体リズム運動2」を見ながら練習してください。「母音身体リズム運動1」練習のアニメインストラクタ動画より身体の要素特徴を具体的にとらえることができるかもしれません。
4)訓練ステップ4:子音身体リズム運動
「母音身体リズム運動1」練習は5母音の身体的要素特徴を以下のようにとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。
- 「あ」は自分の身体(たとえば腕や手)が、大きく開いていく要素特徴です。
- 「お」は身体が腹部あたりの高さで囲まれていく要素特徴です。
- 「う」は身体の下にすばやく圧迫する要素特徴です。
- 「え」は身体の肩あたりの高さで折れる要素特徴です。
- 「い」は身体の上方にすばやく鋭く細い要素特徴です。
「母音身体リズム運動2」練習は母音の身体的要素特徴を1練習と同様にとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。抽象動画表現による「母音身体リズム運動2」を見ながら練習してください。「母音身体リズム運動1」練習のアニメインストラクタ動画より身体の要素特徴を具体的にとらえることができるかもしれません。
母音身体リズム運動1「あ」練習 | 母音身体リズム運動1「う」練習 | |
母音身体リズム運動2「あ」練習 | 母音身体リズム運動2「う」練習 |
話しことばの土台である8子音をしかり聞けて、発声できる練習です。しっかり「聞いて話せる」練習です。話しことばは運動体で運動でしか本質がとらえられないとの考えです。従って子音を身体で聞き、身体を使って発声する練習です。自分の発声音声を自分の身体で聞く練習です。
「子音身体リズム運動1-1」練習は「か」、「さ」、「な」、「ぱ」子音の身体的要素特徴を以下のようにとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。
「子音身体リズム運動1-2」練習は「ま」、「た」、「ち」、「ら」子音の身体的要素特徴を以下のようにとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。
「子音身体リズム運動2-1」練習は「か」、「さ」、「な」、「ぱ」子音の身体的要素特徴を「子音身体リズム運動1-1」練習と同様にとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。抽象動画表現による「子音身体リズム運動2-1」を見ながら練習してください。「子音身体リズム運動1-1」練習のアニメインストラクタ動画より身体の要素特徴を具体的にとらえることができるかもしれません。
「子音身体リズム運動2-2」練習は「ま」、「た」、「ち」、「ら」子音の身体的要素特徴を「子音身体リズム運動1-2」練習と同様にとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。抽象動画表現による「子音身体リズム運動2-2」を見ながら練習してください。「子音身体リズム運動1-2」練習のアニメインストラクタ動画より身体の要素特徴を具体的にとらえることができるかもしれません。
5) 訓練ステップ5:リズム練習1、リズム練習2
「子音身体リズム運動1-1」練習は「か」、「さ」、「な」、「ぱ」子音の身体的要素特徴を以下のようにとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。
- 「か」は両方に伸ばした腕を一気に「かっ」と背中側に肘を折って引きます。
- 「さ」は重いものを力を込めて「さー」と押しながら滑らせていく要素特徴です。
- 「な」はボールをゆっくり撫で回してゆく要素特徴です。
- 「ぱ」は握った豆を「ぱっ」と弾くように開く要素特徴です。
「子音身体リズム運動1-2」練習は「ま」、「た」、「ち」、「ら」子音の身体的要素特徴を以下のようにとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。
- 「ま」は両手を真直ぐ肩の高さで左右に伸ばしてからお腹の前へ向けてゆっくり手で囲みます。
- 「た」は掌を下に向けて上の位置から机に向かってすばやく「たっ」と打ち跳ね返します。
- 「ち」は指先で服を摘まんで「ちっ」と上に持ち上げます。
- 「ら」はピンと指先を伸ばした状態からそのままにして手先を2~3回脱力させて振ります。
「子音身体リズム運動2-1」練習は「か」、「さ」、「な」、「ぱ」子音の身体的要素特徴を「子音身体リズム運動1-1」練習と同様にとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。抽象動画表現による「子音身体リズム運動2-1」を見ながら練習してください。「子音身体リズム運動1-1」練習のアニメインストラクタ動画より身体の要素特徴を具体的にとらえることができるかもしれません。
「子音身体リズム運動2-2」練習は「ま」、「た」、「ち」、「ら」子音の身体的要素特徴を「子音身体リズム運動1-2」練習と同様にとらえて、声を出しながら身体を動かして本質をとらえる練習を行います。抽象動画表現による「子音身体リズム運動2-2」を見ながら練習してください。「子音身体リズム運動1-2」練習のアニメインストラクタ動画より身体の要素特徴を具体的にとらえることができるかもしれません。
子音身体リズム運動1‐1練習 | 子音身体リズム運動1‐2練習 | |
子音身体リズム運動2‐1練習 | 子音身体リズム運動2‐2練習 |
「リズム練習1」は日本語の特殊音声である促音を用いたことばを唱える練習です。高齢者にとって促音のように音を無声化して止める方が、リズム感を理解しやすく練習ができます。ことばの中にある促音の位置を同じくして、リズムをとって力強く、明瞭に発話するようになっています。そのリズムは電子音とインストラクターの矢印とで示してリズム練習をしやすくしています。また唱え文の回帰点毎に理解しやすい別な電子音を入れてあります。最初の練習には文字を入れ、2度目練習には文字を消して唱えられるに認知症の短期記憶障害の改善を目指した練習ができる構成となっています。運動練習の慣れや惰性化を防ぐために、4コースが用意され、自由選択練習ができるようになっています。
「リズム練習2」は「リズム練習1」と同様な日本語の特殊音声である促音を用いたことばを唱える練習です。 「リズム練習1」の1語文に対して、少し長い2語文練習となっています。運動練習の慣れや惰性化を防ぐために、4コースが用意され自由選択練習ができるようになっています。
6) 訓練ステップ6:リズム練習3
「リズム練習2」は「リズム練習1」と同様な日本語の特殊音声である促音を用いたことばを唱える練習です。 「リズム練習1」の1語文に対して、少し長い2語文練習となっています。運動練習の慣れや惰性化を防ぐために、4コースが用意され自由選択練習ができるようになっています。
リズム練習1(促音) | リズム練習2(促音) |
「リズム練習3」は「リズム練習1,2」と同様に日本語の特殊音声である撥音、長音を用いて、ことばを唱えるリズム練習です。夏空、富士山コースは長音を用いたことばを唱える練習です。夕空、星空コースは撥音を用いて、ことばを唱える練習となっています。
7) 訓練ステップ7:イントネーション発話練習
リズム練習3(長音) | リズム練習3(撥音) |
高齢者にとって必須な練習です。単調な発話では相手に真の気持ちが届きにくいため人間関係を悪くしたり、介護施設において介護福祉士と意志疎通がうまくできないと良質なサービスは受けられず、引きこもり認知症の悪化となります。イントネーション発話練習はその改善に役立ちます。練習は状況、場所、季節を想像しながら気持ちを込めて発話する8項目練習となっています。構音ではなく特に情緒性を込めたイントネーション部分を聞き発話を促します。項目練習別に練習者が情緒性を掴んで練習できるように情緒性表現画像が出るようになっています。運動練習の慣れや惰性化を防ぐために、4コースが用意され、自由選択練習ができるようになっています。
「イントネーション発話(不連続)練習」は正常周波数で練習発話を示した後、発話を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する不連続刺激音を流した8項目練習にしてあります。
「イントネーション発話(低周波)練習」は正常周波数で練習発話を示した後、発話を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する低周波刺激音を流した8項目練習にしてあります。低周波刺激音の方が不連続刺激音よりイントネーション(抑揚)が強調された音になります。
8) 訓練ステップ8:イントネーション応答練習
「イントネーション発話(不連続)練習」は正常周波数で練習発話を示した後、発話を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する不連続刺激音を流した8項目練習にしてあります。
「イントネーション発話(低周波)練習」は正常周波数で練習発話を示した後、発話を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する低周波刺激音を流した8項目練習にしてあります。低周波刺激音の方が不連続刺激音よりイントネーション(抑揚)が強調された音になります。
高齢者にとって必須な練習です。単調な発話では相手に真の気持ちが届きにくいため人間関係を悪くしたり、介護施設において介護福祉士と意志疎通がうまくできないと良質なサービスは受けられず、引きこもり認知症の悪化となります。この改善に役立ちます。練習は状況、場所、季節を想像しながら気持ちを込めて応答する8項目練習となっています。情緒性を込めたイントネーションの問いかけに対して、情緒性を持った応答を促します。項目練習別に練習者が情緒性の問いかけを掴かめるように情緒性表現画像を出しています。運動練習の慣れや惰性化を防ぐために、4コースが用意され、自由選択練習ができるようになっています。
「イントネーション応答(不連続)練習」は正常周波数でイントネーション問いかけをした後、イントネーション応答を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する不連続刺激音を流した8項目練習にしてあります。
「イントネーション応答(低周波)練習」は正常周波数でイントネーション問いかけをした後、イントネーション応答を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する低周波刺激音を流した8項目練習にしてあります。低周波刺激音の方が不連続刺激音よりイントネーション(抑揚)が強調された音になります
「イントネーション応答(不連続)練習」は正常周波数でイントネーション問いかけをした後、イントネーション応答を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する不連続刺激音を流した8項目練習にしてあります。
「イントネーション応答(低周波)練習」は正常周波数でイントネーション問いかけをした後、イントネーション応答を促すことばの箇所だけ抑揚のみ強調伝送する低周波刺激音を流した8項目練習にしてあります。低周波刺激音の方が不連続刺激音よりイントネーション(抑揚)が強調された音になります
夏空コースイントネーション発話(不連続)練習TOP | 夕空コースイントネーション応答(不連続)練習TOP | |
イントネーション発話(不連続)練習 | イントネーション応答(不連続)練習 |
2.話しことば練習
認知症予防、軽度認知症者向け練習ができます。
話しことば練習は話しことばをまとめて唱える練習をします。日常表現、感情、抽象の話しことばを総合して練習します。話しことばの発音スピードが速くなります。「基本練習」で母音、子音1、子音2のすべての訓練をおこなう場合の所要時間は、約80分間です。
最初は、先ず低周波刺激でことばの流れや抑揚やリズムをつかむ練習をし、次に正しい聞きとり能力を養うため不連続刺激で練習することをお勧めします。
各訓練場面での話しことばのまとまりが、自分のことばとして理解でき、日常会話に近いスピードで繰り返せるようになるまで練習してください。
話しことば練習は話しことばをまとめて唱える練習をします。日常表現、感情、抽象の話しことばを総合して練習します。話しことばの発音スピードが速くなります。「基本練習」で母音、子音1、子音2のすべての訓練をおこなう場合の所要時間は、約80分間です。
最初は、先ず低周波刺激でことばの流れや抑揚やリズムをつかむ練習をし、次に正しい聞きとり能力を養うため不連続刺激で練習することをお勧めします。
各訓練場面での話しことばのまとまりが、自分のことばとして理解でき、日常会話に近いスピードで繰り返せるようになるまで練習してください。
- 1つの状況・場面に4行文のまとまった話しことば(4行となえうた)が流れます。
- 訓練画面内容は4行文のまとまった話しことばの状況内容の理解を補助するために抽象的に描かれております。
- 最初に、4行文のまとまった話しことばのナレーション(先生の声)が流れます。左側の4列表示は、4行文の各文のナレーションに合わせて表示が流れます。
- 4行文話しことばをまとめて最後まで聞き終わってから、繰り返し練習します。
- 4行文話しことばのナレーションが流れた後、左側の4列表示にナレーションなしで表示が流れるのでそれに従ったスピードで発話練習します。
2度目練習には音声を消して唱えられるに認知症の短期記憶障害の改善を目指した練習ができる構成となっています。 - 3行目の文のナレーション(先生の声)は、変化を伴いますが基本的には4行文を続けて発話練習します。
- 4行目の文は、2行目の文と同じ形式になっています。
- 1つの状況・場面に2回の4行文のまとまった話しことばナレーションが流れます。2回繰り返して4行文話しことばの発話練習をします。
- 画面左側の表示は、話しことばのスピードのみを表示してあります。
音節記号や声の高さに合わせて高低をつけた記号はありませんが、最初は細かいことは気にせず、聞こえたとおりのリズムと抑揚で言ってみてください。
1)訓練ステップ1:母音から始まる練習
「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」の母音から始まる4行となえうた練習文。ストレート/不連続刺激/低周波刺激設定切り替えで高齢者及び軽度認知症者でもイントネーションが知覚しやすい練習ができます。
2) 訓練ステップ2:子音から始まる練習1
「か」、「た」、「ま」、「や」、「ら」、「わ」、「ぱ」行の子音から始まる4行となえうた練習文。ストレート/不連続刺激/低周波刺激設定切り替えで高齢者及び軽度認知症者でもイントネーションが知覚しやすい練習ができます。
3)訓練ステップ3:子音から始まる練習2
「さ」、「な」、「は」、「が」、「ざ」、「だ」、「ば」行の子音から始まる4行となえうた練習文。ストレート/不連続刺激/低周波刺激設定切り替えで高齢者及び軽度認知症者でもイントネーションが知覚しやすい練習ができます。
母音から始まる練習 | 子音から始まる練習2 |
訓練の操作方法
こちらでは、訓練を行う一連の操作方法について説明します。
1) ログイン~訓練の開始
2) 基本練習モードの操作
3) 個々練習モードの操作
4) 自習練習モードの操作
5) くつろぎの操作
1) ログイン~訓練の開始
それでは、訓練を進めていきましょう。
まず、訓練を行う方のユーザーIDとパスワードが必要です。
※ 個人でご利用の方は、申込み時に発行されたユーザーIDとパスワードをご用意ください。 また、病院・施設を通してご利用する方は、病院・施設が準備したユーザIDとパスワードをお使いください。
メインメニュー(TOP)
まず、訓練を行う方のユーザーIDとパスワードが必要です。
メインメニュー(TOP)
ログインすると、メインメニューが表示されます。
ここでは、訓練モードとコースおよびステップを選択します。
※ 詳細は、訓練の内容、訓練モード を参照ください。
※ リズミカル運動練習(ステップ7,8)を行う場合は、まず、刺激設定で練習音声(不連続刺激/低周波刺激)を選択しておいてください。デフォルトでは不連続刺激設定です。
※ 話しことば訓練(ステップ1~3)を行う場合は、まず、刺激設定で練習音声(不連続刺激/低周波刺激/ストレート)を選択しておいてください。デフォルトでは不連続刺激設定です。
訓練モードにより、画面の操作方法が変わります。
ここでは、訓練モードとコースおよびステップを選択します。
※ 詳細は、訓練の内容、訓練モード を参照ください。
TOP | どのページからでも、このメインメニューに戻ります。 | |
---|---|---|
パスワード |
ログイン時のパスワードを変更できます。現在のパスワードと新しいパスワードを入力してください。 ※設定されたパスワードは、なくさないように管理してください。パスワードがわからなくなった場合は、こちらからお問い合わせください。 |
|
ヘルプ | この「訓練の操作方法」ページを開きます。(別ウィンドウ) | |
ログアウト | 訓練サービスを終了し、最初のログイン画面に戻ります。 | |
刺激設定 | 不連続刺激 | リズミカル運動練習(訓練ステップ7,8)、話しことば練習(訓練ステップ1,2,3)ともデフォルト設定にされてます。 |
低周波刺激 | イントネーションが不連続刺激より強調された刺激になります。 | |
ストレート | イントネーション刺激訓練で知覚された後利用してください。 | |
速度設定 | 遅い | 0.8倍速で動画が再生されます。 |
ふつう | 通常の速度(1.0倍速)で動画が再生されます。 | |
速い | 1.2倍速で動画が再生されます。 |
2) 基本練習モードの操作
①「リズミカル運動練習」の夏空、夕空、富士山、星空コースを選んだ場合
練習画面が表示され、訓練1~8ステップの順番通りにステップ内の全項目の練習が次々に始まります。
②「話しことば」の母音(ステップ1)、子音1(ステップ2)、子音3(ステップ3)を選んだ場合
ステップ内の全項目の練習となります。
全項目を練習すると長時間になりますので操作ボタンを使って、項目を途中でとばしたり、休憩をいれるなどしてください。
全項目を練習すると長時間になりますので操作ボタンを使って、項目を途中でとばしたり、休憩をいれるなどしてください。
訓練画面 [再生中モード]
画面下の「戻」「前」「次」「止」の操作ボタンをクリックしながら訓練を進めることができます。
画面下の「戻」「前」「次」「止」の操作ボタンをクリックしながら訓練を進めることができます。
- 「戻」ボタン : 訓練を中止してメインメニューに戻ります。
- 「前」ボタン : ひとつ前の訓練項目に移ります。
- 「次」ボタン : 次の訓練項目に移ります。
- 「止」ボタン : 一時停止に切り替わります。動画再生位置を変更できるモードになります。
訓練画面 [一時停止モード]
画面下の「戻」「始」の操作ボタンをクリックしながら訓練を進めることができます。
画面下の「戻」「始」の操作ボタンをクリックしながら訓練を進めることができます。
- 「戻」ボタン : 訓練を中止してメインメニューに戻ります。
- 「始」ボタン : スライダーで指定した時間から、動画の再生を開始します。
3) 個々練習モードの操作
①「リズミカル運動練習」の場合
個々練習モードの欄には、4コースの中のすべての訓練ステップが表示されています。自分で訓練したい練習を選択すると、その練習のみ開始します。
②「リズミカル運動練習」の訓練ステップ選択表示
リズミカル運動練習で訓練ステップNO❶~❽をクリックすると、相当する訓練ステップ練習が明るく表示選択されます。その他訓練ステップは暗く表示され選択できません(図は訓練ステップ1選択例です)。
③「話しことば練習」の場合
個々練習 訓練ステップ1選択例 |
個々練習モードの欄で、「母音から始まる練習」、「子音から始まる練習1」、「子音から始まる練習2」ボタンを選択すると、全練習項目が表示されます。
訓練画面
子音から始まる練習1 |
再生 | 選択した練習項目を再生します。リピート再生・ランダム再生の「する」、「しない」の選択により、訓練回数や順番が変わります。 | |
---|---|---|
リピート再生 | する | 訓練者が停止させるまで繰り返し動作します。 |
しない | 最後の項目が終了すると自動的にこの画面に戻ります。 | |
ランダム再生 | する | 選択した項目がランダムな順番で提示されます。 |
しない | 選択した項目が上から順番に提示されます。 | |
全選択 | 表示されている訓練ステップの項目をすべて選択します。 | |
全解除 | 選択されている項目をすべて解除します。 | |
選択を保存 | 項目の選択状態を保存します。同じ選択状態で再度訓練したい場合に、「選択を呼出」で呼び出すことができます。 | |
選択を呼出 | 保存している項目の選択状態を呼び出し、復元します。 | |
選択 | 練習項目を選択クリックすると赤色バーになります。再クリックで解除。練習項目バー上に矢印アイコンを置くと赤字に代わります。 |
訓練画面の操作方法は、2)基本練習モードの訓練画面と同じです。
4) 自習練習モードの操作
①「リズミカル運動練習」の夏空、夕空、富士山、星空コースを選んだ場合
訓練画面の操作方法は、2)基本練習モードの訓練画面と同じです。
練習画面が表示され、訓練1~8ステップの全項目の練習がランダムな順番で次々に始まります。
②「話しことば」の母音(ステップ1)、子音1(ステップ2)、子音3(ステップ3)を選んだ場合
練習画面が表示され、ステップ内の全項目の練習がランダムな順番で次々に始まります。
コースの長さ(10分/20分/30分)で指定した時間が経過すると、再生中の練習を最後まで再生してから、メインメニューに戻ります。(訓練終了までの所要時間は、指定した時間よりも少し長くなります)
デフォルトの自習時間設定は20分です。
全項目を練習すると長時間になりますので操作ボタンを使って、休憩をいれるなどしてください。
訓練画面
コースの長さ(10分/20分/30分)で指定した時間が経過すると、再生中の練習を最後まで再生してから、メインメニューに戻ります。(訓練終了までの所要時間は、指定した時間よりも少し長くなります)
デフォルトの自習時間設定は20分です。
全項目を練習すると長時間になりますので操作ボタンを使って、休憩をいれるなどしてください。
訓練画面の操作方法は、2)基本練習モードの訓練画面と同じです。
5) くつろぎの操作
くつろぎの項目の操作は、表示される画面ごとに操作ナレーションが流れますので、これに従って簡単に操作することができます。
単調になりがちな訓練の合間に楽しめる、息抜きのコーナーです。次の5つのコーナーがあります。様々な世界への興味が広がります。
単調になりがちな訓練の合間に楽しめる、息抜きのコーナーです。次の5つのコーナーがあります。様々な世界への興味が広がります。
- 歌の練習
- 俳句
- 詩
- 色の世界
- 花の世界